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ねりまより愛をこめて

今は昔の80年台前半。

「週刊少年マガジン」に「ねりまより愛をこめて」という読切漫画が掲載されました。パソコン(当時はマイコンか)内で意思を持った人工プログラムの女の子「ねりま」と、主人公、主人公の幼なじみの女の子との三角関係を描いた内容で、最後は「ねりま」が主人公と幼なじみのために身を引く形で、自ら電源を切る(バックアップの概念のない時代なので消滅する)少し切ない話でした。

今にして思えば、自分のロボ娘属性、人工生命萌えのルーツなのかもしれません。

この漫画に多大な影響を受けた当時の自分は、この設定をパクった、もといインスパイアした漫画を描きました。絵に描いた理想の女の子が実体化するラブコメで、最後はやっぱり消滅する話です。

何で今頃こんな話をするかというと、始まりましたよね。「週刊少年マガジン」の新連載、「この彼女はフィクションです」。

こんな経歴の自分ですので、読んでてめちゃくちゃ痛いです。でも自分が昔描いてた妄想話を、本当のプロが描くとこうなるんだと勝手に感動してます。

「この彼女は(以下略)」を読んで、小骨のように心に引っ掛かった「ねりま」を思い出したのは自分だけではないと信じて…。

***

オマケ 1 
今回の記事を書くにあたって、その自分の漫画を読み返しました(物持ちがいい)。
…死にたくなりました。

***

オマケ 2
週刊少年マガジンのHPに歴代掲載作品リストのコーナーを発見。「ねりまより愛をこめて」は原作が井沢満先生、漫画がいがらしゆみこ先生でした。掲載は1982年7月14日号。もう一度読みたいですねえ…。

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コメント

はじめまして。LARRYと申します。
半年以上前の日記に対してのレスで
申し訳ございません。

ねりまより愛をこめての件で、まさか
この漫画について記載しているサイトなど
ないだろうとググってみましたら、こちらに
たどり着きました。

私も同じように小学校時代、
この漫画に強く感銘を受けた一人です。
あれから数十年の月日が流れ、ふとした事を
きっかけで思い出し、それから情報を集める毎日。
時間はかかりましたが、念願の1980年7/14号の
少年マガジンを入手する事ができ、ねりま~と
再会する事ができました。

入手まで3年ほどかかりましたが、
思い出となんら遜色のない物語に、
20数年ぶりに再び切ない気持が蘇り
ただただ懐かしいばかりです。

この作品は現在まで単行本などにも一切掲載
されておらず、いがらしゆみこ氏の中でも黒歴史
扱いになっている模様です。
もし、ブログ主さまに興味がありましたら
「ねりま~」をPとかDとかFとかにして送信させて
頂きますのでお声をかけて下さいませ。
ではでは。

投稿: LARRY | 2011年10月 5日 (水) 16時43分

>LARRY 様
こちらこそ、はじめまして。
自分以外の「ねりま」好きの方からのコメント、たいへん嬉しく思います。
そして、せっかくのお申出ですが、すごく…すごく、喉から手が出そうなほどの気持ちではありますが、自分なりに頑張って入手してみようと思います。
それでも駄目だった場合、もしかしたらお願いするかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。

投稿: 袋小路隼人 | 2011年10月 8日 (土) 22時23分

セミロング。
ねりまはセミロングなんですよ。主人公の好みで。

ねりまの遺言は本体内蔵のプリンターで書かれた。
そして自らコンセントを抜いて、消えた。
もう30年も経つんですね。いろんな意味で未来を先どり過ぎだな。

投稿: | 2011年10月22日 (土) 21時59分

当時まだ小学2年生で週刊少年マガジンなど買えず、近所の床屋で待っている間に読む程度でした。そして読んでいる途中で順番が来てしまい、終わった後に漫画を読む為だけに居座るようなこともできない内気な私はそれっきり読む機会を失ってしまいました。

時が経ち、桂正和氏の電影少女を読んだときに一気に昔の記憶が蘇り、何とも懐かしい気持ちになりましたが、当時の私はタイトルすら思い出せず諦めていました。

そして今、四半世紀の時を経てようやく結末を知ることができ、私は充足感の中にいます。(笑)

心の奥にずーっと引っ掛かっていた小骨がようやく取れました。本当にありがとうございました。m(__)m

投稿: | 2011年10月25日 (火) 03時12分

>10月22日にコメントを書いてくださった方
それなりにコンピュータ時代が予見されてた時代とはいえ、ファミコン誕生以前に描かれた作品とは思えない先見っぷりですよね。

>10月25日にコメントを書いてくださった方
小骨が取れてよかったです(笑)。
マンガに限らず、一度見た(聞いた)だけなのに記憶に残って仕方がない物って多いですよね。

投稿: 袋小路隼人 | 2011年10月25日 (火) 22時24分

すいません。大昔の記事に改めて書き込みさせていただきます。
「ねりまより愛をこめて」の記事、ありがとうございました。そうか、遺書みたいなの残してたのか。
あの、ラストの、ネリマが自ら身を引く(私はあれを自殺とは考えたくないのです!)シーン、どういう理由からか後付けされたマジックアーム(過程はよく覚えていません)で、プツッという音でネリマが消滅するシーン。
ラストの本当にさりげない一コマで、当時中学生くらいだった私は毎日のように雑誌を立ち読みしてる本屋で涙腺崩壊。泣きじゃくりながら帰路についた覚えがあります。
今回、思うところあって「ネリマ コンピューター 漫画」で検索したところ、こちらのサイトにお邪魔させていただきました。
もう一度、読みたいなあ。

投稿: 浜かもめ | 2013年1月12日 (土) 21時58分

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